つかんと七洋軒P.O.
本日の訪問はつかんと七洋軒P.O.さん。六本木TOHOシネマズでレイトショーを見る前の腹ごしらえということで、連れと訪問。
郵便局を改装した建物のようで、店の中はその風情を残しつつ、西麻布らしくお洒落な空間に仕上げられている。
お店に入るとすぐにカヌレの自動販売機(2個・1,200円)。持ち帰れないので購入しなかったけど、ちょっともったいないことしたかも。
店内は、金曜日の夜にしては空いており、テーブルとカウンターに数人ずつ。その後あまりお客さんは増えず、西麻布の華金は洋食というよりはお酒なのかもしれない。もしくは、19時台はまだ働いているのか。
着席するとQRコードから完全オンラインで注文に進む。ちなみにお会計も基本は完全オンラインであり、なんとApple Payまで使えた。時代は常に俺たちの先をいっている。
さて、ワインを飲みたいところだけど映画に備えてぐっとこらえ、角ハイボールを注文。
- タコ・ホタテ・セロリのマリネ
その名の通り、タコとホタテとセロリを、自家製らしきドレッシングと和えたもので、にんにくがよく効いており美味。
(写真撮り忘れ!)
- デミチーズハンバーグ
かなりオーソドックスなデミグラスソースのハンバーグ。割ったときに染み出す肉汁がInstagramable。
- ナポリタン
これが白眉。とてもまろやかなトマトソースに、ケチャップの風味がミックス。
檸檬を加えることで、まろやかなトマトソースの味が引き締まり、別の料理になる。
- とんかつ(ロース)
店名の「つかんと」さんには未訪問ながらも、とんかつの名店と伺っていたので期待していた一品。ただ、これは残念ながらあまり好みではなく、揚げが足りておらず生に近い印象であり、柔らかすぎてかえって肉の味が引き立っていない。
また、オリーブオイルに塩を混ぜる、八丁味噌と柚子胡椒を混ぜる等の味付けは独特かつ新鮮ではあるものの、正直な感想としては塩単体のほうが良かったのではと思うなど。
- 〆 スリランカ薬膳カレー
おそらくその場で作っている?(温めているだけか?)にしてはしっかりとスパイスの奥行きを感じる一皿。なお、パクチーの風味はあるため苦手な方は注意。
お酒をたくさん飲むと眠くなってしまうたちなので、映画に集中するためにお酒は最初の一杯で終了。ソフトドリンク枠で頼んだ自家製コーラは、何のスパイスかわからないが独特な風味が美味しかった。
店主(らしき方)、店員さんはとてもチャーミングで、気軽に話しかけていただき、楽しい時間を過ごすことができた。
一方、店員さん同士で仲良く談笑されている姿も目立ってしまっていた(時には厨房内でお酒を飲んでいる様子?など)ので、サービス面がさらに洗練されると、通いやすいお店になると思った。
(実際、華金のディナータイムに数組しか入っていないのはかなり寂しい印象)